【2022年】今年の父の日はいつ?父の日の由来と海外事情の豆知識

 

父親へ日頃の感謝を伝える父の日。

でも、母の日は覚えていたのに父の日は気づいたら過ぎてしまっていた・・・

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?


母の日同様、両親へ感謝の気持ちを伝える大切なイベントです。
忙しくてなかなか顔を合わせる時間がない。なんとなく恥ずかしい。

という方も、今年は思い出に残るような素敵な一日にしてみてはどうでしょうか?

 

目次

2022年の父の日は6月19日(日)

 

忘れやすいですが、父の日は毎年6月の第3日曜日と決まっています。

つまり今年は、2022年6月19日(日)です。

母の日が5月の第2日曜日なのでつい父の日も同じ第2日曜日と勘違いされる方も多いのですが、気を付けてくださいね。

 

 

そもそも父の日って、なんなの?

 

意外に知られていない父の日の由来ですが、世界各国にも父の日の風習がありその起源には諸説あります。

中でも代表的なのが母の日同様、アメリカから伝わった文化と言われています。


アメリカのワシントン州に住むソラノ・スマート・ドットという女性が、「母の日はあるのに、なぜ父の日はないのだろう?」と疑問に思い、牧師会に「父の日を作って欲しい」と嘆願したのがきっかけだそうです。


彼女の想いは実り、翌1910年の彼女の父親の誕生月である6月に、父の日の礼拝が催されました。

その後、1972年にアメリカの正式な祝日として制定されました。


父の日のはじめての礼拝では、ドット夫人は父の墓の上に白いバラを捧げたそうですが、日本では黄色いバラやヒマワリを贈る習慣が根付いています。

 

これは、黄色には「幸福や喜び」の象徴とされており「愛する人の無事を願う」という意味があることから「父の日=黄色」というイメージとなったといわれています。

 

日本で父の日が知られたのは1950年代ですが、行事として定着したのは1980年代です。

デパートなどの商業施設が販売戦略の一つとしてイベント化したことが影響したと言われています。

 

 

(プチ豆知識)世界の父の日事情

 

世界各国に広がっている父の日ですが、もちろんその国々で日付や祝い方に違いがあります。

日本では、父の日に「実用的なアイテム」や「お花」を贈る方がほとんどです。
では、国による違いをみてみましょう。

 

【アメリカ】

アメリカも日本と同じ6月の第3日曜日が父の日です。

ギフトを渡すよりも、家族で過ごすことに重きを置くようです。

家族で食事をしたりハイキングや釣りなどのアウトドアを楽しんだりして、家族だけの素敵な思い出を作ります。

プレゼントには赤いバラを贈る習慣もありますが、特にメッセージカードを手渡すのが定番のようです。

 

【イギリス】

イギリスも同じく6月の第3日曜日が父の日です。

アメリカと似たような祝い方が一般的で、家族で食事などを楽しみながらメッセージカードをプレゼントします。

日本では、ネクタイや小物など実用的なものを贈ることが多いですが、イギリスのショップでは少しふざけたアイテムも目立つそうです。
ブリティッシュジョークを交えてお父さんを喜ばせます。

 

【台湾】

台湾では8月8日が父の日です。
88の中国語の発音が似ているので父の日になりました。

家族のつながりを大切にする台湾では、必ずと言っていいほどお祝いをするそうです。

何かギフトを贈るというよりも家族で外食する家庭が多く、親戚含め10人以上で集まります。

「みんな一緒にお祝いしたほうが賑やかだし、同時にパパのお祝いができる」といった考えからのようです。

 

【韓国】

韓国では父母を別々に祝うのではなく、5月8日が「父母の日」とされています。
親孝行の意識が強い韓国なのでこの父母の日は、韓国人にとって特別な日です。

記念日にホールケーキを囲む習慣があるので、父母の日もパン屋さんにケーキが並ぶほど需要が高まるそうです。

お花は日本での母の日と同じように、カーネーションを贈るそうです。

プレゼントは物を贈る他にお金や商品券を渡すケースもあり、ケーキの用意なども含めて高額になる傾向があります。

 

 

まとめ

父の日の発祥はアメリカでしたが、世界各国で父の日の感謝の伝え方・過ごし方の違いがありましたね。

普段は照れくさくて「ありがとう」の言葉が言えなくても、この機会に家族のために頑張っているお父さんに日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。