朝食を抜くと口がクサくなる!?マスク生活は臭いの悪化につながる

マスクをしているから口臭はそこまで気にしない、そう思っていませんか?

自分では臭わないと思っていても、じつはそんなに甘くないのが口臭です。

 

じつは長引くマスク生活が臭いを悪化させている原因のひとつにもなっています。

そんな口臭の原因と、明日からでも始められる口臭対策についてご紹介します。

 

目次

マスクが口臭を悪化!

マスク生活で口臭が悪化するのは、口呼吸、乾燥、唾液の3つの原因が考えられます。

 

日常生活では鼻呼吸をしている人が大半ですが、マスクをつけると鼻で呼吸がしにくいため口呼吸になりがち。

口呼吸が増えると、口の中が乾きやすく、乾燥により唾液の分泌が減少する状態になってしまうのです。

 

十分な唾液の分泌があれば、唾液の洗浄殺菌効果で細菌の繁殖も抑えられています。

しかし、口の中が乾燥することにより細菌の繁殖の抑制作用は低くなり、口臭の原因につながっているのです。

 

そしてマスクをしていると口元の表情に意識がいきにくく、自然に口の運動量が減少しています。

その結果唾液の分泌量が減り、細菌の繁殖にもつながります。

 

口元が隠れている生活が日常化してきて口臭を悪化させていると言えますね。

 

 

口が臭い原因は「歯」「歯周ポケット」「舌」の汚れ

口が臭くなる原因は「歯」「歯周ポケット」「舌」の汚れの3種類があげられます。

それぞれについて解説していきます。

 

まず歯の汚れについて。

わかりやすいのは、歯磨きをしているかしていないかです。

朝歯磨きをしないで出かけると、当然歯が汚れたままの状態になります。

夜は必ず歯磨きをする人が大半だと思いますが、朝ごはんを食べない人の中には歯磨きをしないで出かける人もいるのではないでしょうか。

寝起きの口腔環境は最悪といっても過言ではありません。雑菌が繁殖したままの状態は当然口臭の原因にもなります。

 

次は自分ではなかなかケアできない歯周ポケットの汚れです。

日頃丁寧に歯磨きをしていてもどうしても歯周ポケットまで完璧にきれいな状態にできる人は少ないのではないでしょうか。

スーツを定期的にクリーニングに出すように、歯周ポケットも定期的なクリーニングが必要です。

ケアできない歯周ポケットの汚れは口臭につながります。

年に1.2回は歯医者で定期検診も兼ねてクリーニングしてもらうのがおすすめです。

 

最後は舌の汚れ。

舌ブラシなど舌の汚れケア用品も最近では一般的になりつつありますが、そこまでケアしていない方がいるのも事実です。

「舌苔」と呼ばれる、舌の上に白い苔状のものが付着した状態になると、口臭の原因にもなります。

舌苔は細菌の塊です。

口臭が気になる方は、ぜひ積極的に舌ケアも日常に取り入れてみましょう。

 

 

口臭を防ぐには、朝食をとろう

口臭予防に効果的なのは、実はきちんと朝食をとるということです。

 

病気などの要因で口臭が強くなる病的口臭ではなく、生活をしていると誰にでも起こりうる口臭を生理的口臭といいます。

その生理的口臭が一番強くなるのは、起床直後です。

朝起きて、水を飲んだり歯磨きをする以外にも、食事をして唾液の量を増やすことで口臭レベルは低下。

そしてまた徐々に口臭が強くなりますが、食事をすることにより口臭レベルが下がるということを繰り返しています。

 

仮に朝食もとらず歯磨きもしないまま仕事にいくとしたらどうでしょう。

食事により下がるはずの口臭レベルがお昼ごはんを食べるまで上がり続けるということです。

出勤時や仕事中に自分の口臭を周りが感じているとしたら、とてもナーバスな問題ですよね。

 

逆にきちんと朝食を食べることを習慣づけたら、自然と口臭予防につながるのはメリットではないでしょうか。

もちろん食事後の歯磨きも必須です。

 

マスクをしているから口臭予防を少しくらいしなくても大丈夫。と安心してはいけません。

マスクをしているからこそ口臭が悪化していることを知ったところで、早速明日からニオイケアをはじめてみてはいかがでしょうか。