あなたも気象病?カンタンにできる気象病チェックリスト
気候の変わり目に頭痛や関節痛で痛くなったり、体がだるくて動けなくなったりして悩んでいませんか?
これらの症状は「天気痛」や「気象病」と呼ばれ、主に気圧の変化によって引き起こされます。
今回は、あなたのその不調が気象病なのかを判断できるチェックリストと気象病になりやすい人の特徴をお伝えします。
気象病の予防に役立つサービスについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
気象病チェックリスト
以下のチェックリストの中から5つ程度当てはまる場合は気象病の可能性が高くなります。
①天候の変わり目に体調が悪くなる。
②雨が降る前など天気の変化を事前に感じ取ることができる。
③耳鳴りやめまいが頻繁に起こる。
④肩や首がよくこる。事故などで首を痛めたことがある。
⑤猫背や反り腰など姿勢が良くない。
⑥乗り物酔いしやすい。
⑦一日4時間以上スマートフォンやPC作業をする。
⑧ストレッチなどで身体をほぐす習慣がない。
⑨顎関節症である。または歯の食いしばりや歯ぎしりの癖がある。
⑩年中エアコンの効いた室内にいることが多い。
⑪精神的なストレスを抱えている。
⑫男女関わらず更年期障害の疑いがある。
どの位当てはまりましたか?
チェック数が多ければ多いほど、気象病の症状が強い傾向があります。
気象病になりやすい人の特徴
では、どのような人が気象病になりやすいのでしょうか。
気象病は女性がなりやすいと言われています。
ある病院では、気象病で診療に来る患者の内7割が女性のようです。
女性の場合、生理周期によるホルモンバランスの変化のために症状が悪化する傾向にあります。
年齢で言うと、女性は20~30代、男性は30~50代が多いそうです。
男女に共通する特徴としては、冷暖房が効いているデスクワークでスマホの使用率が高く、ほとんど運動する習慣がない人が気象病になりやすいです。
また、身体的な特徴なとしては、
・姿勢が悪い
・歯のかみ合わせが悪い
・首にむち打ちの症状がある
この他に日常的に心のストレスを抱えている方も気象病になりやすいので注意が必要です。
天気痛予報で、予防と対策を
総合気象情報会社であるウェザーニュースは、
天気痛予報というサービスを無料で提供しています。
天気予報と同じように地域ごとに予報しており、現在地情報からアクセスすることもできます。
天気痛予報は「安心」「やや注意」「注意」「警戒」の四段階に分かれています。
スマホアプリの「ウェザーニュース」の「天気痛予報」では体調管理に役立つ【天気痛アラーム】と【私の天気痛メモ】の機能があります。
天気痛アラームは、「注意」と「警報」の予報の前日の夜にプッシュ機能でお知らせしてくれます。
私の天気痛メモでは、天気痛の記録を付けて”自分だけの天気痛の傾向”について把握することができます。
・1時間単位で記録
・不調を感じたときの天気・気圧・気圧差・気温を自動記録
・記録した内容はカレンダーで閲覧
・過去30日分まで無料で記録を保存(30日より前のデータ閲覧は有料)
など、不調を感じたときの詳細を、記録していくことができます。
これらの機能を活用することで事前に天気痛を把握することができます。
天気痛の情報をあらかじめ知ることで、常備薬の用意やタイミングなどの調整の目安とすることができるのです。
まとめ
天気痛は様々な心身の不調をあらわします。
気圧や天気の変化は、目に見えないからこそ対策し辛いですよね。
今回ご紹介した「天気痛アラーム」を活用すれば、事前に体調管理などの調整ができます。
心構えができるだけで、安心して大気の不安定なこの時期を過ごすことができますよね。
ぜひ参考にしてみてください。