「お金持ち体質」って、どんな人?
「お金持ち体質」について、ファイナンシャル・プランナーとマネーコンサルタントの対談があり、面白い特徴について話されていました。
二人の話によると、ブランド品や高級車を所有している、いかにも「お金持ち」な人はむしろマイノリティで、たいていの人は見た目では分からない「普通の人」だそうです。
しかしお金持ちには明確な共通点があります。
そんな見た目では分からないお金持ち体質の共通点とその特徴を紹介していきます。
目次
①お金持ち体質の人こそ「苦労人」
お金持ちは物質的にも精神的にも不自由を嫌います。
それはお金がない状態の苦労をよく理解しているからです。
お金がなければ人生の選択肢が減り、心の余裕もなくなります。
その状態から遠ざかるために、お金持ちのお金の管理はとてもシビアです。
普通の人はお金をたくさん持つと、生活水準を上げたり贅沢な出費をしたりしますね。
しかしお金持ちは「お金は使うことは簡単だが、貯めるのは難しい」ことを理解しています。
そのためお金持ちはよくケチとも言われます。
しかし「お金持ち体質」の人は収入が増えてもそのことに甘えずお金を貯め、無駄遣いをしないだけなのです。
そのためますますお金が貯まる構造となっています。
②お金持ち体質の人は「前向き」
お金持ちは言い訳をしません。
みなさんも「あれがあればできるのに」「あの時だったらよかったのに」となにかと環境や人のせいにして物事を中断させたことはありませんか。
お金持ちは不利な状況でも自分にできることを探し、常に前向きに挑みます。
もちろんいつも上手くいくわけではありませんが、失敗してもそれを経験値にして次へ進みます。
分からないことがあれば自分で調べてそのままにもしません。
こうやって何事にも前向きに取り組むことで成長してゆき、「お金持ち体質」を作り上げます。
③お金持ちの人は「ストイック」
はじめの特徴でお金持ちは余計な出費をしないと紹介しましたが、自分が価値を感じていることには一般の人が躊躇するような金額でもかまわず支払います。
例えば、同じ移動なら高級車でも国産の中古車でも気にしないお金持ちも、旅行で価値を感じれば1泊10万円でも20万円でも支払います。
お金に余裕があってもムダだと思うお金は決して使わないストイックさがある半面、自分が価値を感じるものにはとことんお金を使います。
この二面性が強く出れば出るほど「お金持ち体質」が強いと言えるようです。
④お金持ち体質の人はある意味「自己中」
お金持ちは自分の価値観をハッキリさせています。
このことは仕事の進め方やお金の使い方にも表れています。
すでに紹介したように、仕事の進め方は環境や他人ベースではなく自分基準でできることを前向きにこなします。
お金の使い方には、自分の基準に合うかどうかで出費と節約がハッキリしています。
このように他人と比べるのではなく、自分がどうしたいかに重点を置いていることがわかりますね。
「みんなが家をローンで買っているから私も家を」「これくらいの収入ならこれくらいの車を」と他人や環境基準でお金を使っていませんか?
「お金持ち体質」の人は他人のつくった基準に従うのを嫌います。
そのためある意味自己中で無駄がない生活ができ、満足度の高い生活を送りながらも、ますます富むことができるのです。
⑤お金持ち体質の人は「秒で決める」
「お金持ち体質」の人は人目を気にせずマイペース。
自分の判断基準を持っていても、最終的に決断できなければ意味がありません。
お金持ちは自分の心に素直で、瞬時にムダなことと必要なことを判断します。
お金の使い方や仕事の進め方に迷っているようでは、まだまだ「お金持ち体質」を磨く余地がありそうです。
なんとなくまわりに流されてお金や時間を使うことは貧乏体質の始まりです。
自分や家族の満足度をあげるためにも、本当に興味があることや自分にとって価値のあることにリソースを使いましょう。
「お金持ち体質」とはつまり、自分の欲求を理解していてその欲求を満たしたい時に満たせるだけのお金がある人といえます。
自分を満足させることにお金を使うため、理由のない出費を控え収入を厳しく管理する。
自分の軸を持って瞬時に決断できる人を目指せば、あなたもお金持ち体質になれるかもしれませんね。