雨の日に調子が悪い「天気痛」その症状とは?

 

雨の日になると体調が悪い…

朝起きたらなんとなくだるいと思って外を見たら雨だった…

こんな症状に悩んでいませんか?

 

雨の日に、体調を崩してしまうことはとても辛いと思います。

このような症状のことを「天気痛」と呼びます。

今回は、なぜ雨の日に天気痛になるのかを解説し、予防と対策についてお伝えします。

 

なぜ雨の日は調子が悪くなる?

 

天気痛に悩まされている人は全国に1000万人いると言われています。

つまり、10人に1人が天気痛になっているということです。

 

多くの人が悩まされている天気痛はなぜ起こるのでしょうか?

気持ちが弱いからというメンタルの問題では決してありません。

 

結論から言うと、天気痛は「気圧の変化」が自律神経を乱し、体調不良を引き起こしているのです。

人間には、血管などの動きをコントロールし体内の環境を整える役割をしている「自律神経」が存在します。

自律神経には、心と体を活発にする交感神経と休ませる副交感神経が存在し、このバランスを保つことで健康に生活することができています。

しかし気圧の変化が「環境的なストレス」になり、このバランスに乱れが起こります。

ストレスを受けると優位になるのが交感神経であり、血管が急激に収縮し身体全体の血行が悪くなり、痛みやコリなどの天気痛の原因になるのです。

 

しかしストレス自体が悪いわけではありません。

ストレスは自律神経を切り替えるスイッチであるため必要なものなのです。

人間は自律神経を切り替えることで様々な環境に適応させてきました。

 

天気痛になりやすい人は自律神経の切り替えが鈍り、不安定になり、ストレスに上手く反応できなくなっている状態のため発症します。

 

天気痛の症状は?

 

天気痛の症状で最も多くみられるものは、「頭痛」です。

頭痛には3つの種類があります。

・偏頭痛 

こめかみあたりが痛む、吐き気を伴う、眠気

・緊張型頭痛 

頭全体が締め付けられる、頭が重い、目の疲れ、倦怠感

・後頭神経痛 

頭皮がピリピリ痛む

3つのタイプがありますが、どのタイプの頭痛でも対策は同じです。

 

首や肩が痛い・首や肩がこるという人は、その部位に違和感を感じた後に頭痛へと変化することが多いです。

以前に首や肩を痛めた経験も関係しています。

筋肉量の少ない女性に多い症状でもあります。

 

その他には、「ひざ痛、腰痛、耳鳴り、難聴、元気が出ない、古傷が痛む」などの症状が現れます。

 

つらいのはあなただけじゃない。しっかり対策を

 

いきなり症状をゼロにするのではなく徐々に対策していきましょう。

対策には3ステップあります。

 

①天気の変化(気圧の変化)を察知して、急な痛みの増加を予防する。

天気痛の人は頭痛などの痛みが起こる前の症状があるはずです。

生あくび、めまい、耳鳴り、だるさを感じませんか?

これらの予兆を感じ取ることで薬を用意したりすることができます。

 

②痛みについて理解し、治療やセルフケアでコントロールする。

先ほどお伝えしたように、天気痛は気圧の変化により自律神経が乱れ症状が出ます。

その気圧のセンサーは耳(内耳)にあります。

 

その耳をマッサージしたり、蒸しタオルやホッカイロなどで耳を温めることで、痛みや症状を緩和させることができます。

もちろん一度で治る人もいますがそうでない人もいるため、日常的に耳のマッサージをすることがおすすめです。

 

③痛みの原因となる病気があればそれを治す、または原因となる生活習慣を改善する。

首や肩の周りが普段からこっている場合は頭痛やめまいが起こりやすくなります。

これらのコリは、姿勢の悪さや運動不足により筋肉が硬直し血流が滞っている状態から起こります。

 

柔軟体操やストレッチを日常的に行い血行の良い身体を普段から作ることで、自律神経に左右されない身体を作ることができるのです。

 

まとめ

いつも雨の日に体調が悪く悩んでいる方も、原因を知って予防・対策をすれば自分で改善することができます。

自律神経の乱れを整える生活習慣を少しずつ身に付けることで、天気痛に悩まされずに健康的な日常を送れることでしょう。