自分の強みを知ってますか?他己分析で真のチカラを知る
みなさんは自分の強みを言うことができますか?
そんなことわかるよ!という方もいるかもしれませんが、実はそれは他人が感じていることとは違うかもしれません。
「自分の個性や強みがわからない」「自分らしさってなんだろう」と悩む方にもとても役立つのが他己分析です。
就職活動のみならず、自信を付けるきっかけにもなるのでぜひ参考にしてみてください。
目次
自分のことは、他人が一番知っている
自分のことを知るために「自己分析」をしたことがあるかもしれません。
しかし、分析を深めれば深めるほど答えがわからなくなってしまったり、導き出した答えに違和感を覚えたりしませんか?
そうこうしているうちに自信がなくなってきて・・・
なんて落ち込む必要はないのです。
そもそも自己分析だけで己を知ることは困難だからです。
学校のテストの点数や試合の勝ち負けは客観的な数値で測れますが、「自分の強み」にはそのような指標はありません。
それに他人と比べたところで優劣を付けることは難しいのです。
そこで、この他己分析が役立ちます。
他人に自分を分析してもらうのですから、それこそ「客観的に自分を見る」ことができます。
他己分析をする3つのメリット
では、他己分析することによって具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
3つお伝えします。
①自己分析と擦り合わせることにより、強みを確実なものとして説明できる
自己分析で見つけた自分の強みと、他己分析で得られた強みで同じものがあった場合、それは確かな評価であることがわかります。
胸を張って周囲にも伝えることができるでしょう。
②今まで知ることができなかった、新しい自分を知ることができる
自分自身では考えたことがなかったことが強みであること、または短所だと感じていた部分が客観的に捉えるとプラスな一面であったこともあります。
このように、他己分析をすることで”新たな自分”を発見することができるのです。
③客観的なイメージアップに繋がる
他己分析をすると、内面だけでなく外見や仕草などの客観的な印象を聞くことができます。
例えば、髪型や身だしなみ、気になる癖などの外見は比較的すぐに変えることができます。
自分の外見的な印象を良くすることで、その後の人間関係を良い方向へと導いてくれることでしょう。
やり方はこれだけ。8つの質問
他己分析をする際に大切なのは、他人からいかに詳細な答えを得られるかどうかです。
「私のことどう思いますか?」といった漠然とした質問では、曖昧な答えしか返って来ません。
では、どのような質問をすればいいのでしょうか?
以下、8つの質問を用意しましょう。
①私の長所・短所は?
②私の第一印象は?
③第一印象と現在の印象はどう違っている?
④私との思い出で印象に残っているエピソードは?
⑤改善すると良くなると思うことは?
⑥さらに磨きをかけて欲しいところは?
⑦他人に紹介するとしたら、どのように紹介する?
⑧私を一言で表すと?
必ず必要な質問が①の長所と短所です。
長所は自分の強みに直結する答えとなります。
なんで短所も?と疑問に思うかも知れませんが、短所の裏を返せば長所です。
短所を聞いてネガティブにならず、他己分析に協力してくれた人に感謝して結果を受け止めましょう。
また④の思い出に残ったエピソードの質問も積極的に聞くべきです。
自分の中では記憶の薄い出来事でも相手にとって印象に残ったということは、いつもと違った自分の一面であるということです。
まとめ
自分の新しい一面を知ることのできる他己分析。
自分が強みだと思っていたことと照らし合わせて自己理解が深まったり、改善するきっかけにもなりますよね。
ぜひ、友人や同僚・家族など幅広い層に質問してみてくださいね!