出会って3秒で嫌われる!?第一印象を重要視すべき理由とは?
人と初めて会った時の印象、つまり第一印象は重要視されることが多いですよね。
そんな第一印象を重要視しなければならない理由についてまとめました。
第一印象は何で決まるのか、どうすれば第一印象を良くすることができるのかなどについてもまとめていますので、参考にしてみてください。
目次
人は直感的に良い人か悪い人か判断する
第一印象について研究したアメリカの学者によると、人はおよそ3秒ほどで初対面の相手を判断しているのだとか。
相手が良い人なのか、それとも悪い人なのか、最初に受けた印象は記憶に残りやすく、その後の関係性にも大きく影響することも。
つまり第一印象が与える影響はとても大きいため、もし悪い印象を与えてしまった場合その後の関係性を良くしていくのは難しくなってしまうということ。
初めて会った時に相手の人間性を直感的に判断されてしまうということですね。
人は見た目で判断している
その判断のためにどんな情報が優先されるかというと、まずは視覚です。
視覚の情報がおよそ5割、次いで聴覚が4割弱、最後に言語が1割以下と続きます。
「メラビアンの法則」と呼ぶのですが、第一印象が重要視される理由がまさにこれ。
わずか数秒の間に、主に見た目の情報を頼りに極めて直感的に相手の人間性を判断されてしまうから、ということなんです。
そしてその時に受けた印象というのはその後ずっと残り続け、相手の人間性も最初に判断したものを後から変えることは難しいのですね。
特にビジネスシーンにおいては、相手のことを初対面でゆっくり判断する時間などなかなか持てるものではありません。
そのため、第一印象で素早く相手を見極めて今後の関係について判断していくことは重要なスキルとも言えるでしょう。
第一印象を決める重要ポイントは「表情」
第一印象を決めるのに「見た目」が重要視されると述べましたが、具体的にはどういったことなのでしょう。
見た目と言ってもいろいろありますが、その中でも特に「表情」が最も大切だと言われています。
例えば、相手がこわばった表情をしていたら「この人は何か怒っているのかな?」と不安になりますし、今後も関係性を持続させていきたいとは思えないですよね。
とはいえ、初対面の時はやはり緊張や不安から表情がこわばりがちになるもの。
話し方などもギクシャクしてしまったりしてなかなか気持ちに余裕を持てなかったりもします。
しかしそんな時でも意識して笑顔を作ることで第一印象は格段にアップ。
たとえ上手く会話ができなかったとしても、ただ笑顔が素敵というだけで第一印象は格段に良くなることも多いのです。
それでも笑顔を作るのが苦手だと感じるなら、毎朝鏡を見て自然な笑顔を作る練習をするというのも有効です。
第一印象を良くする方法とは?
第一印象では特に表情が一番大切ですが、それ以外にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
大きく分けて次の4つになります。
①身だしなみに気を使う
どんなに素敵な人であっても、身だしなみに気を使わず、不潔だったりTPOをわきまえない服装をしていたりしたら第一印象は良くないですよね。
服装の清潔さだけでなく手の爪や髪の毛なども意外とよく見られているもの。
また極端に姿勢が悪いのもだらしない印象を与えてしまうので、できるだけ背筋を伸ばして良い姿勢を心掛けるようにしましょう。
②話し方がハキハキしている
例えば笑顔で話をする人は好感が持てますが、さらにその人がハキハキと元気に話していたらその好感度はもっとアップしますよね。
相手に聞き取りやすい話し方は正確な情報を丁寧に伝えようとしている意志の現れでもあります。
またそういった話し方は自信も感じさせるので、相手に対する信頼感も増し、必然的に第一印象も良くなるのです。
③相手の名前を呼びながら会話する
会話の中で自分の名前を呼んでくれる人って好感が持てますよね。
その理由は自分の中での承認欲求が満たされるから。
しかし不自然に名前を連呼するのはNGです。
あくまで自然な流れで相手の名前を呼び、お互いの距離を縮めれば第一印象はぐっと良くなります。
④適度なあいづちと共感
会話をする時、相手が相槌をうち話に共感してくれたら「この人は私の話をきちんと聞いてくれているんだ」と嬉しくなりますよね。
そして今後についても安心して話ができると感じ、良い印象を持ってくれるのです。
以上、第一印象を重要視すべき理由についてまとめてみました。
人に好感を持ってもらうのって、ビジネスでもプライベートでも大切なことですよね。
少しの努力で、その後の関係を大きく左右する重要なポイントでしたので、ぜひ明日からの生活に取り入れてみてください。