ソロキャンプの次はこれ!「野湯」ブームの実態とは?

「野湯」って知っていますか?

「のゆ」「やとう」と呼ばれる温泉の一種です。

 

この「人の手が入っていない野良の温泉」が最近テレビで取り上げられるようになり、密かなブームになっています。

今回は、今ブームになっている「野湯」の実態とその魅力についておもしろい記事があったのでご紹介します。

 

目次

絶景を独占する「究極の贅沢」

少し前からアウトドア熱が急上昇しています。

ひとりでキャンプを楽しむ「ソロキャンパー」もよく見かけるようになりましたね。

そして、次に注目されているのが「野湯」です。

 

この野湯は、普通の温泉とは違ってまさしく天然の温泉となるので、だれもいない大自然の中で絶景を独り占めできることが魅力です。 

テレビでの紹介や、漫画で取り上げられたことで注目度が上がりました。

 

現在「野湯」は正式にどのくらいあるのか分かっていませんが、地震や地殻変動によって最近になって湧き出す「野湯」もあり、数が増えているようです。

 

未開の温泉を探すのって、ちょっとワクワクしますよね。

「温泉大国」日本ならではのレジャーというのも特徴です。

 

ただ、色々と大変な面もあるようです。

野湯を見つけたとしても、湧いているものが「熱い泥」といったケースもあり、そのまま入ると火傷する危険があります。

決して常温とは限らないので、川の水や積雪を利用して自分自身で温度を調整する必要があるようです。

 

また、誰にも知られていない野湯を見つけるためには情報収集が必要です。

さらに、かなりの強者でないとたどり着くことも難しいでしょう。

道なき道を行き、野湯を見つけ、適温にして自分だけの温泉をつくる。

その入浴こそが「究極の贅沢」となるようです。

 

リアル宝探しのようでかなりサバイバルですよね。

でも「ひとり占め」、「仲間だけで」という特別な場所だと考えると、好奇心と冒険心をくすぐられますね。

 

一度ハマったら抜けられない、野湯の魅力

野湯での入浴は苦労がつきものです。

しかし、一度ハマったら抜け出せないほどの魅力が詰まっています。

 

「野湯ハンター」になるには、どんなことが必要なのか調べてみました。

 

 ①事前準備

何より情報収集が重要です。ガイドブックにも知らされていない秘湯に向かうことになるのですから、もともと情報は少ない状態からスタートします。

インターネットを用いての情報収集が第一歩となるでしょう。

 

ただし、古い情報、更新されていない情報もあるため、コミュニティサイトを利用するのも手ですね。

 

また、野湯を目指すためには木々を抜け、崖を登り、川や海を泳ぐこともあるので、トレッキングなどの装備を整えなくてなりません。

準備を万全にして思いを馳せましょう。

 

②大自然の中での入浴

野湯を求め、大自然の中を探索する。

登山、トレッキング。道なき道をすすむ。そして最終目的地の野湯を発見し、入浴する。

これはもう、ひとつの冒険です。

 

苦労の末に入浴するのですから、得られる充実感は大変なものでしょう。

大自然の中での入浴することで、自然と融合し、一体となる感覚でしょうか。

 

更に、誰も訪れたことがない野湯を発見したときには先駆者になれる喜びも味わえます。

秘湯を探し、開拓する冒険が心を刺激しますね。

 

 

 

 

(野湯マニア)瀬戸圭祐 氏が選ぶ「究極の野湯5選」

「命知らずの湯」の著者である野湯マニアの瀬戸圭祐氏によると

以下の5つの野湯が紹介されています。

 

【江合川源流の野湯群(宮城県)】

宮城県を流れる北上川の支流、江合川の源流に4つの湯があり、通称「黒玉の湯」です。2010年に発見されたのですが、東日本大震災による地殻変動で湧き出したといわれています。

 

【通し川の湯(鹿児島県)】

湯の池地獄「上の湯」と「下の湯」を結ぶ湯の川です。

人が浸かると白く濁ってしまう点が少々残念ですが、浸かる前の美しいコバルトブルーに目を奪われます。

 

【御釜湾海中温泉(東京都・式根島)】

御釜湾から向かうのですが条件の達成が困難で「奇跡の野湯」と呼ばれています。

訪問条件がそろうのは年に数回しかなく、野湯マニアの憧れです。

・大潮、干潮、ベタ凪、好天の条件が揃ったときのみ

・漁船のチャーターが必要

・停泊ポイントから数十メートル泳ぐ

 

【中ノ沢温泉(栃木県)】

那須岳の中でも中ノ沢温泉は最も難易度が高いポイントです。

那須岳の登山口から最も山深いところまで行かねばならず、背丈程のあるやぶをかき分け4時間以上も歩き続けなくてはなりません。

 

【硫黄山の湯(北海道)】

弟子屈町にある硫黄山カムイリムセの湯と呼ばれています。

岩だらけの山肌の中ですが、眼下に原生林の樹海が広がる最高の景色が楽しめます。

ただし、落石が多発する危険地帯のため、現在は立ち入り禁止となっています。

 

自分で開拓するのは上級編、まずは知られている野湯を楽しみながらレベルアップをしていくのが良さそうですね。

 

もしすでに野湯ハンターの方や、これから行ってみるという方がいればぜひ感想を教えてください。