カロリー計算は無意味?!焼き肉を食べても太らない理由
ダイエットのために食事のカロリー計算をしたことはありませんか?
以前はキッチンスケールを使ってまで、細かいカロリー計算する人も。
今回は、そんなカロリー計算よりも気にして欲しい太らないポイントついてご紹介します。
お腹まわりが気になる…という方はぜひチェックしてみてください。
目次
カロリー計算は無意味だった
少し前までダイエットの常識だったカロリー計算ですが、最近ではあまり意味がないと言われています。
逆にカロリーを減らしすぎて必要な量を摂らないと、身体は「飢餓状態」だと勘違いします。
その結果、飢餓状態を乗り越えるために、摂取したエネルギーを体脂肪として蓄えるようになり、結果として中々痩せにくい体質になってしまいます。
もしカロリーを減らして痩せるなら、「300キロカロリーのケーキを5個食べて、他は食べない」
という食事でも問題ないということになってしまいますよね。
しかも、ケーキやチョコなど甘いお菓子を食べた後って何故か余計に食べたくなったりしませんか?
「せっかくカロリーを計算して、食事をしていたのに、お菓子を食べて、食欲が止まらなくなった」
なんて経験を私も何度もしたことがあります。
その結果、食べ過ぎて体重が増加してしまうことがよくありました。
太りやすくなるカギは「血糖値の急上昇」
では、やせるために気を付けなければならないことは?
それは、「血糖値の上昇」です。
血糖値が急上昇すると、太りやすくなると言われていますが、その理由について調べてみました。
体脂肪が増えてしまうことや、甘い物を食べると食欲が止まらなくなってしまうことも全て「血糖値の急上昇」がカギになっています。
まず、甘い物を含め食事をすると、血糖値が上がり、血液内の糖の量が増えます。
血液内の糖が多くなると、血管が詰まったり、破裂したりする危険があります。
そのため、急激に血糖値が上がると、それを下げようとしてインスリンというホルモンが大量に分泌されます。
ですが、このインスリンは血糖値を下げる他に、血液内の糖を脂肪にして身体にため込む働きをもっているため、脂肪がつきやすくなってしまいます。
さらに、インスリンが大量に出ると血糖値も急激に下がるので、今度は脳は余計に糖分を欲しがります。
その結果、甘いものを食べると、余計に甘い物が食べたくなるという負のスパイラルに。
甘いものを食べると、食欲が止まらなくなった原因は、糖分を欲していたからなのですね。
そんな負のスパイラルを断ち切るためにも、血糖値を急上昇させない対策が必要です。
今日からできる血糖値を急上昇させない方法
食べ方を工夫することで、血糖値の上昇を防ぐことができます。
ここでは代表的な方法を3つ紹介します。
1.食物繊維から食べる
野菜や海藻、キノコ類に多く含まれている食物繊維は、消化管での糖の吸収を穏やかにします。そのため、食後に血糖値が急上昇することを防ぎます。
食物繊維はかみ応えがあるものも多いため、満腹感も得られやすく、食べ過ぎを防止できるので、ダイエットには一石二鳥ですね。
2.低GI食品を意識的に摂る
GIとは血糖値の上がりやすさを示す指標のことです。
主に白米や食パン、うどんなどの白い主食が、高GI食品と言われていることに対して、低GI食品とは、玄米、全粒粉パン、そばなどの茶色の主食を示しています。
玄米などは、ビタミンやミネラルなどの栄養素も多いので、健康的にダイエットに取り組めますね。
3.食規則正しく食べる
食事の時間が空いてしまうと、それだけ血糖値が低くなり、その状態で食事をすると、血糖値は急上昇してしまいます。
どうしても、次の食事まで時間が空いてしまう時は、食物繊維が豊富なナッツなどの間食を入れて、血糖が下がり過ぎないようにする工夫もしてください。
今回はやせるために必要なポイントは血糖値の上昇であるという内容についてご紹介しました。
血糖値の急上昇は、食べ方を工夫することでカンタンに防ぐことができます。
今すぐにでも始められる方法ですので、「最近太ったかな?」と気になる方はぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。