ゴルフに行くと仕事がはかどる?遊びを仕事に変える驚きの考え方
先日、こんな気になる記事を見ました。
テレビでも活躍中の評論家、勝間和代氏が
ゴルフと仕事の関係について興味深いことを話しているインタビューです。
彼女にとってゴルフは、休息の場であると同時に仕事を生産する場でもあると言います。
ただの趣味で終わらせない、どこにでも成長を見出す
彼女の考えがとても参考になったので、特に印象に残った話を紹介いたします。
目次
多忙な時ほどリフレッシュ!翌日からの仕事にも好影響
彼女は、「忙しいときほどゴルフをするべきだ」と言っています。
ゴルフはスポーツとして楽しむのはもちろんですが、大自然の中をハイキングしているような気分にもなれるのだとか。
なので心も体もリフレッシュできる、ストレス発散には最適なスポーツと言えます。
どんなに忙しくても無理に時間をつくって、ゴルフに通うことで翌日からの仕事がはかどるのだそうです。
さらに翌日の仕事だけでなく、自身の仕事全体にとってもプラスの影響が。
ゴルフを始めて一番のメリットとも言える仕事への影響は、人間関係の輪が広がったことだと言います。
ゴルフをしていなければ出会っていなかった人たちとの、たくさんの出会いがあったようです。
ゴルフをする方には知力や財力を持った優れた人材が多く、そのような人たちから学ぶことは多いです。
経営者や弁護士など多分野にわたる人たちから、直接話を聞いて学んだり情報交換をしたりする機会があるので、成功した人たちの思想や考え方をたくさん学んで自分を成長させられます。
ゴルフの人間関係から成功する人も珍しくないのだとか。
そのため、たとえ若い人であってもゴルフは「コミュニケーションのツール」として最適であるとおすすめしています。
ゴルフも仕事も「無意識の範囲」を広げることが上達への道
ゴルフと仕事には「無意識の範囲」を広げる事が重要という共通点があります。
何をするときも、初めのうちは頭でしっかり考えながら行動しても、なかなか上手くいかない事ってありますよね。
ところがスポーツも仕事も、数をこなすうちに体や頭が意識することなく自然に動く瞬間ってありませんか?
この「無意識の範囲」を広げることこそが上達への道だと言うのです。
人間の脳は小さな電球を灯すほどの、わずか20Wほどで稼働しているそうです。
脳と同じ処理をコンピュータを使ってすると数十万倍のエネルギーが必要との試算もあるくらい、人間の脳はよくできています。
そんな脳の優秀な自動処理能力を使うことが、上達の道だという勝間さんの意見には私も賛同します。
勝間さん自身、テレビの出演で初めはなかなか思うようにコメントできなかったそうです。
しかし、数をこなすうちにだんだん自分の役割を無意識に理解して余裕を持てるようになり、さらにアレンジして仕事の幅を広げていったようです。
ポイントは「無意識の範囲」は同じ作業の繰り返しで身に付きますが、同じことばかりしていても「範囲」は広がりません。
なので、勝間さんのようにアレンジしながら新しい仕事にもチャレンジして「範囲を広げていく」ことが重要です。
2度目の失敗は「偶然」ではない。「PDCA」で3度目の失敗を防ぐ
かといって、成長するためにただひたすら努力しても効率的とは言えません。
ここでもおなじみの「PDCAをいかに回すか」を意識すると良いようです。
Plan(計画)からDo(やる)まではいいのですが、そのあとが肝心です。
はじめはしっかり計画をしても上手く行かないのは当たり前、しかしその後の行動で成長に大きな差がでます。
一番やってはいけないのは「努力が足りないからだ」と成功するまで同じ行動を取ることです。
2度同じ失敗をした場合それを「偶然」とは考えずに、次のCheck(分析)へ移行することが重要。
3度目の失敗をしないためにできることを考えAct(改善)する、この4つのサイクルを回すことで成長は加速します。
PDCAはもう古い?いまは「OODAだ!」いや「PDRだ」と流行り廃りがありますが、なんだかんだと1950年代から長く使われ続けているフレームワークです。
これまでにもビジネスの場では様々なフレームワークが生まれては消えてを繰り返していますが、長い歴史を勝ち抜いてきた実績があります。
P(計画)D(行動)は意識しなくともある程度みなさんやっていることでしょう。
失敗したときに一度立ち止まってC(分析)A(改善)を意識して行うことは、頭では分かっていてもできている人は少ないです。
はじめはがむしゃらに頑張ってしまいそうですが、PDCAも「無意識」にできるようになれば、ビジネスもさらに加速しそうですね。